• ブランドストーリー

    農業からテニスまで!暮らしの中へ広がった日焼け対策 ― ヤケーヌの15年ヒストリー

    2026.02.05

農作業の合間に、ヤケーヌについてお話を聞かせてくださった農家の方農作業の合間に、ヤケーヌについてお話を聞かせてくださった農家の方

2010年、私たち丸福繊維は、日焼け対策用のフェイスカバー『ヤケーヌ』を発売しました。
農家の方の日焼けによる切実な悩みから生まれたヤケーヌは、当初農作業をする女性向けのアイテムとしてスタートし、主に地元の農協(JA)を通じて販売していました。
※ヤケーヌ誕生の背景については、こちらのコラムで詳しくご紹介しています。
▶ ヤケーヌの原点ストーリー:農家の方の声から始まった日焼け対策

当時、農作業中の顔全体を日焼けから守るアイテムといえば、タオルを巻くことや、大きなツバ付き帽子が主流でした。しかし、視界が狭くなったり、風で飛ばされやすかったりと、不便さを感じる場面も少なくありませんでした。そうした声を受けて、私たちはフェイスカバーという新しい選択肢を生み出しました。
販売を続けていると、屋外でテニスを楽しむ女性たちから「手がふさがらず、運動中でも使いやすい日焼け対策グッズ」として注目され、人気が出始めます。とはいえ、しばらくの間は農作業とテニスという限られたシーン向けの販売が中心で、日常生活で着用する人は、まだわずかでした。

テニスを楽しむ方々にも、長く愛用されてきたヤケーヌ

少しずつ、ヤケーヌの認知度が広がる

美容や紫外線対策への関心が高まるにつれ、ヤケーヌの存在は口コミやメディアなどを通じて、少しずつ知られるようになりました。
発売当初から「現場の声に応えるものづくり」を続け、農作業や運動時の通気性向上や長時間着用でも耳が痛くならない構造など、実際に使う方々の声を製品に反映してきました。
とはいえ、当時はフェイスカバーという存在自体がまだ一般的ではありませんでした。散歩やランニング、通勤・通学、屋外スポーツなど、利用シーンは広がっていくものの、日焼け止めクリームだけで十分と考える方も多く、フェイスカバーは一部の人の選択肢という位置づけでした。

コロナ禍で意識が一変

大きな転機となったのが、2020年の新型コロナウイルス感染拡大です。マスク着用が必需品となり、「顔を覆う」ことへの抵抗感が大きく変化しました。
多くの人がマスクを着用するようになり、店頭からマスクが消えるほどの需要が発生。マスク着用が当たり前になる中で、フェイスカバーにも注目が集まり、販売数の伸びを実感するようになりました。マスク生活が定着したことで、「顔周りを覆う」という文化そのものが、社会に受け入れられるようになりました。

今では”マスク・フェイスカバー”は生活の一部に

コロナ禍をきっかけに、マスク・フェイスカバーは、感染予防の道具を超え、マナーやファッションの一部としても捉えられるようになりました。色やデザイン、機能性にこだわった商品も増え、用途やシーンに応じて使い分ける方も珍しくありません。
そして、コロナ禍が明け始めた2023年、丸福繊維は「脱マスク宣言」を行い、マスクの延長線としてのポジションから「日焼け対策フェイスカバーのパイオニア」としての道を歩み始めました。
そうした変化を受けて、丸福繊維では、使う方の暮らしやシーンに合わせたものづくりを続けてきました。「ヤケーヌスタンダード」をはじめ、夏の屋外シーンやスポーツを楽しむ方に向けた「ヤケーヌ爽クール」、美容意識の高い方から支持を集めている「ヤケーヌ目尻プラス」や「ヤケーヌ99.9ブラックレーベル」など、暮らしや価値観の変化に寄り添うかたちで、選択肢が増えていきました。

2026年―SNSと口コミが広げた”新しい選択肢”

現在(2026年)は、SNSの発展により、YouTubeや口コミを通じて実際の使用感が共有され、ヤケーヌは必要とする人のもとへ、より自然に届くようになりました。
芸能人や美容家の方々にご紹介いただく機会もあり、かつては珍しかったフェイスカバーは、休日の公園やお子さまの送迎、スポーツ観戦、アウトドアなど、日常のさまざまな場面で目にする存在となっています。

ヤケーヌは、特別なものから、日常の選択肢へ。
丸福繊維はこれからも、原点である「使う人の声」を大切にしながら、暮らしに寄り添うものづくりを続けていきたいと考えています。