• ブランドストーリー

    農家の声から始まった日焼け対策 ~ ヤケーヌの原点ストーリー~

    2026.01.28

今では累計 300 万枚を超え、日焼け対策の定番として愛されるようになったフェイスカバー「ヤケーヌ」。実は、この商品のルーツには、私たち丸福繊維の創業以来の想いが込められています。
愛知県西尾市で 70 年以上、農作業服を作ってきた丸福繊維には、ずっと大切にしてきた「農道即商道(のうどうそくしょうどう)」という言葉があります。これは「商売を通じて、農業の役に立つ道を探
す」という私たちの約束です。

はじまりは、農家の方と交わした何気ない会話でした

「夏の日差しが本当に辛くて……」「タオルを巻いても暑いし、すぐズレちゃうの」 ある時、農家の方々からそんな切実な悩みを聞きました。特に女性の農家さんにとって、顔や首の日焼けは肌の悩みだけでなく、体調を崩す原因にもなる深刻な問題。日焼け止めを塗っても汗ですぐに落ちてしまうし、かといってタオルで覆えば息苦しい。
現場の皆さんが抱えていた、この「毎日のどうしようもない限界」をなんとかしたい。その一心で、ヤケーヌの開発はスタートしました。

「快適さ」をあきらめない。試行錯誤の日々

しかし、開発への道のりは決して楽なものではありませんでした。 単に日差しを遮るだけなら簡単です。
でも、炎天下で長時間作業をする方にとって、一番大切なのは「呼吸のしやすさ」と「涼しさ」。 何度も試作を重ね、ようやくたどり着いたのが、ヤケーヌの最大の特徴であり特許取得の「上下二部式構造=ブレスルーテック」です。
口元に空間を作ることで、着けたままスーッと息ができて、そのまま水分補給もできる。さらに、何度洗っても UVカット効果が落ちない特殊な糸を使い、毎日使える丈夫さにもこだわりました。

時代が変わっても、変わらない私たちの想い

発売したばかりの頃は、その独特な形に「街中で着けるのはちょっと恥ずかしいかも……」というお声もありました。 それでも、現場の皆さんの声を形にした「圧倒的な使い心地」は、少しずつ一般の方にも広まっていきました。今では農作業だけでなく、お散歩やスポーツ、通勤やガーデニング、美容など、本当にたくさんのシーンで皆さんの毎日を支える存在になれたことを、とても嬉しく思っています。
ヤケーヌは、決して華やかなアイデアから生まれたものではありません。 農業の現場で働く人の「困った」という声に寄り添い、「どうすればもっと楽になってもらえるか」を考え抜いて生まれた、愛情のこもった道具です。
これからも、この原点を忘れずに皆さんの毎日の「心地よさ」を支えるものづくりを続けていきたいと思っています。